2017年12月31日日曜日

究極的な問い 〜私は何者であるか〜

今日は大晦日。あと数時間で2017年が終わろうとしています。
一年の最後の日にふさわしい動画はなんだろうかと思案したのですが
価値観が激しく揺さぶられること時代に、自分は何を大切にするのかを考えさせてくれるこの動画をお届けします。


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『究極的な問い』に答えられない社会は 社会とは言えない

その場の誰も 私の問いに 答えることができなかった

それが『究極的な問い』であればこそ
私たちは そこに立ち戻らなくては

私たちの世界は 石の壁に向かって まっすぐに 突き進んでいる
私たちはまだ 後戻りできるところにいる 私は そう信じている

しかし「後戻りできない地点」に私たちは 近づいている

一日一日 「正しいこと」を選ばないでいるたびに
可能性はどんどん狭まっていく


日々 私たちは可能性を失っているのだ
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この動画、現代は "A Moral Question" と言います。
日本語に直訳すると、「倫理的な問い」。善悪や真実と嘘など、相反する二つの要素のどちらを選ぶべきかを問うような問いのことをモラル・クエスチョンというそうです。

仕事か家族か、会社かプライベートか、経済成長か環境か など、私たち自身が二つに分断されそうな時に、私たちが何を選んでいくのかは、まさに究極的な選択なのでしょう。

「一日一日、正しくない選択をするたびに、世界をよりよくできる機会であったはずの日が失われてしまう・・・」上記に引用した最後の文は、直訳ではそのように訳せます。

ある環境学者は、「今日ほど、私たち市民一人ひとりが日常的にする選択に重要性がある時代は今までになかった。私たちがする一つひとつの選択は、地球全体にも、宇宙全体にとっても決定的に重要な意味がある」と言っています。

すぎた年を振り返り、新しい年を迎えるこの日に、私たちは何を選びどう行動するのか?それを考える時間を持ちたいと思います。

2017年12月24日日曜日

Someday at Christmas by Stevie Wonder and Andra Day

僕らが生きているうちには 叶わないかもしれないけれど
いつの日か クリスマスに・・・

今日はクリスマスイブ。今日の動画には字幕はついていません。
かわりに、下に英語のオリジナル歌詞とその日本語訳を。

もしよかったら、動画を流しながら歌を味わってみてください。

いつの日か、こんな世界が訪れることを信じて。

素敵なクリスマスを。


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Someday at Christmas men won't be boys
いつの日かクリスマスに 人々は本当の意味で大人になって
Playing with bombs like kids play with toys
おもちゃで遊ぶ子どもみたいに 爆弾を弄ぶのを止められるだろう

One warm December our hearts will see
暖かい12月の日に 僕らは見るだろう
A world where men are free
すべての人が解放された世界を

Someday at Christmas there'll be no wars
いつの日かクリスマスに 戦争のない世界が訪れるだろう
When we have learned what Christmas is for
僕らがクリスマスの 本当の意味を学ぶ時に

When we have found what life's really worth
僕らが生命の大切さを 本当に見つける時に
There'll be peace on earth
地には平和が訪れるだろう

Someday all our dreams will come to be
いつか僕らの夢が叶う日がきっとくる
Someday in a world where men are free
いつか すべての人が自由になる日が

Maybe not in time for you and me
僕らが生きているうちには 叶わないかもしれないけれど
But someday at Christmastime
いつの日か クリスマスに

Someday at Christmas we'll see a land
いつの日かクリスマスに こんな世界が訪れるだろう
No hungry children, no empty hand
飢えた子どもや 空っぽの手がない世界が

One happy morning people will share
幸せに満ちた朝を 人々が分かち合っている
Our world where people care
互いに思いやり 愛し合う世界を

Someday at Christmas there'll be no tears
いつの日かクリスマスに 涙の流れない日がくるだろう
All men are equal and no men have fears
すべての人が平等で 瞳には喜びが溢れる日が

One shinning moment one prayer away
輝きに満ちた朝 祈りは届くだろう
from our world today
今日僕らが捧げる祈りが

Someday all our dreams will come to be
いつか僕らの夢が叶う日がきっとくる
Someday in a world where men are free
いつか すべての人が自由になる日が

Maybe not in time for you and me
僕らが生きているうちには 叶わないかもしれないけれど
But someday at Christmastime
でも いつの日か クリスマスに

Someday at Christmas man will not fail
いつの日かクリスマスに 人は過ちを犯すことを止めるだろう
Hate will be gone love will prevail
ヘイトはなくなり 愛が世界をおおう

Someday a new world that we can start
いつの日か 僕らは新しい物語を生き始める
With hope in every heart
すべての人の心が 希望に満たされて

Someday all our dreams will come to be
いつか僕らの夢が叶う日がきっとくる
Someday in a world where men are free
いつか すべての人が自由になる日が

Maybe not in time for you and me
僕らが生きているうちには 叶わないかもしれないけれど
But someday at Christmastime
いつの日か クリスマスに

someday at Christmastime

いつの日か クリスマスに

2017年12月19日火曜日

人生の価値を決めるのは ~プライスレスな石と少年の物語~

今日紹介する動画は、たまたまSNSで流れてきた動画です。
「僕の人生の価値はなんだろう?」少年がそうたずねると、
父親は思いもかけないことを少年に指示します。 さて、父親の語ったこととは・・


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お前は 今までの人生でずっと
お前の価値は2ドルくらいだと 言う人に 囲まれて 生きてきたかもしれない
だがすべての人は 内側に 宝石のような輝きを 持っている
どんな人に囲まれて生きるかを 私たちは 自分で選ぶことができる
私たちの価値と 内なる輝きを 認めてくれる人たちを 選ぶこともできる
自分を市場に置くか 宝石店に置くか それは 私たちが選べることなのだ
他の人の内に 価値を見るかどうかも お前が 選ぶことができることだ
彼らが 自分の内なる輝きに 気づくのを 助けることもできる
だから 自分の周りにいる人を 賢く 選ばなくてはいけない
それで お前の人生は 全く違ったものに なるだろう
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私たちは自分の置かれた環境を、自分のコントロールできないものと考えたり、
自分が今の状況にあることを、周りの人のせいにしてしまいがちです。

そうして、自分ではどうしようもないこととして、その環境や周りの人の「被害者」になることに甘んじてしまいます。

けれど、自分と周りの人の関係を、私たちは自分で選ぶことができる。

自分の価値も、周りの人の価値も、選ぶのは自分自身。

そして、私たちが周りの人の価値を、値付けできないほどのものとして選ぶことを自分で選択するなら、その現実が私たちの周りに溢れてくる。

そんなことに気づかせてくれる動画でした。














2017年12月15日金曜日

本当の自分に還る旅路 ~ヴィーガンの本質~

「あなたは、何の理由もなく罪のない動物を傷つけたいと思いますか? もし、そうでないなら、本質的にはあなたはヴィーガンです」
そんな言葉を語りかけるのは、アメリカでヴィーガンの運動と気候変動の問題に取り組むサイレッシュ・ラオさんです。


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 「みなさんの中に 必要もないのに罪のない動物たちを痛めつけたいと思う人は何人くらいいますか?」
手を挙げた生徒は いませんでした
私はこう伝えました「であるならば 本質的には みなさんは全員ヴィーガンです」
「みなさんの内側に 思いやりの心があるからです」
「それが 私たちです」

ただ 「本来の自分」と「自分の行動」との 釣り合いが取れていない だけなのです



言葉と行動のギャップにも 私たちは 苦しんでいます

他者の苦しみを 生んでいる そのことが 私たちを苦しめます
言ってみれば 私たちは 本当の自分に還る 旅の途上にいるのでは ないでしょうか
すべての生命に 慈愛深くあること
旅路の どのあたりにいるかは 一人ひとり 違っているでしょう
それぞれが 自分の命を 生きているのですから
あなたがいる場所が あなたの場所です
あなた自身で 還るための道を 見つけ出さなくては なりません
私たちが 互いにできる最善のことは その旅路を歩めるよう 互いに助け合うことです

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ヴィーガンという言葉は、「絶対菜食主義者」などと訳されるようで、『動物食品や酪農製品を食べない人』と理解されたりするそうですが、環境寄り、倫理寄り、そして食生活寄りといくつかのタイプに分けられるそうです。

私はヴィーガンどころかベジタリアンでもないのですが、この動画の冒頭の部分でのヴィーガンの定義には、心動かされるものがありました。

他の生き物たちの命を大切にすること
他の生き物たちに思いやりと慈しみを持って接すること

他の生き物たちを自分たちに従属する物として扱わないこと

そんな思想がヴィーガニズムにあるとしたら、それは地球とつながって生きることと、とても密接に関係しているように思います。

多くの先住民文化でも食肉の伝統がありますが、そこでは生命を差し出してくれた生き物への敬意と感謝があり、やがてその生命の循環の中に自分が還っていくという思想があると聞きます。

動物の肉を食事にいただくとしても、それを単に工場で加工された食品として捉えることと、その生き物のうちに生命が宿っており、その生命の力を自分のうちにいただいて生きるという考え方に立って感謝を持っていただくのとでは大きな違いがあるように感じます。

*蛇足:ちなみに、このサイレッシュ・ラオさんとよく似た名前の方に、ツイッターの副社長のシャイリッシュ・ラオさんという方がいらっしゃいますが、別人だそうです。





2017年12月13日水曜日

マイアの未来を照らすブレスレット

今日の動画は、Goalcast というウェブメディアに投稿されていた動画です。
海洋汚染によって魚が獲れなくなった漁師に訪れた出会いが、彼の人生を思わぬ方向へ変えていきます。そこで彼が見出したものは・・


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あなたにも 仕事をお願いしたいんです」
その手紙は そう結んでいました


娘を養えることが嬉しくて 喜び勇んで 家に帰りました
そしてマイアに ブレスレットをあげました
彼女がそれを光に当てると それは キラキラと輝きました
「パパ これなあに?」 娘はそう聞きました
「希望だよ お前の未来の希望だ」
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世界中で進む海洋汚染が、多くの人の生活を圧迫しています。
そんな中で環境の保護と漁師の生活の両方を可能にするアイデアが生まれていることは、
新しい世界を作り出す新しい物語の一つの現れと言えるでしょう。

漁師であればこそ、きっと魚を獲ることで生計を立てたいことでしょう。
しかし、それが叶わなくなった環境でなおその技術や資材を活かしていけることは、
確かに、闇のような世界の希望かもしれません。

そうして漁師たちが綺麗にした海に、いつの日か魚たちが戻ってきますように。


*ゴミによる、海洋・河川の汚染問題に関するビデオは・・・

政府が動いた! ペットボトル・カヤックが届けた声


世界一汚れた川をペットボトル・カヤックで下る


プラスティック無しのススメ By Jack Johnson & Kokua Foundation

サーファーにとっての海とゴミ ~ケリー・スレーターの語る世界の海~

2017年11月28日火曜日

大人だったらいいのに・・・ 地球のためにできること

今日の動画は、自然と繋がるためのお師匠さんみたいな方が Facebook でシェアしていたものです。小さな巨人の涙の訴えをぜひ聞いてください。



この手の動画にはいろいろな反応や見方があると思いますが

この子の涙、溢れ出る悲しみ、そしてあえて表現すれば「聖なる怒り」・・

「僕が今大人だったらいいのに・・」

「子どもにできることは何?」と問うお母さんも素敵だなと思います

そして、大人である自分ができる「お仕事」はもっとたくさんあるなと痛感させられます。彼のためにも、私たちの子どもたちのためにも

自分の中にある悲しみや怒りをしっかりと感じることも大切なことだと、この小さな巨人から教えられました。

2017年11月18日土曜日

光は私たちの中にある ~依存症の本当の原因 そして それを乗り越える 自分の中にある力~


クオリティの高い「新しい物語」をバンバン世に送り出している #Sustainable Human さんの動画。今日は「The hungry Ghost Inside US (私たちの中にいる餓えた鬼)」というタイトルを紹介します。薬物を含め、あらゆる依存症の本当の原因、そしてそれを乗り越えさせる力について、臨床医師が語ってくれています。


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依存症をなくすために 必要な問いは なぜ依存症が 存在するのかではなくなぜ 痛みが存在するのか だなぜ人々が 痛みの中にいるのかを問うなら遺伝的要因を見るのでなく 彼らの日常を 見なくてはならない

仏教の教えには 餓鬼という考え方がある餓鬼とは 肥大した空の胃袋と 皮と骨だけの 口の小さな生き物で決して 十分に満たされず 内側の欠乏感に 絶えず苛まれている依存症とはまさに 欠乏感を 外側から 満たそうとする行為だ

この困難に満ちた 世界の変容を求めるなら それを権力者に 期待するのを止めようなぜなら往々にして 権力を持つ者は もっとも満たされない 人たちだから私たちは 自分たちの内側に 光を見出さなくてはならない共同体の ただ中にある光を私たち自身の 智慧の中に そして 私たちの創造力の中に内側にある光を 私たちが見出した時 自分の本当の姿を 見出した時に私たちは 自分自身に そして 自然に対して 寛容になることができる
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私たちが直面する様々な社会課題や個人の問題は、多くの場合それだけを対処療法的に解決しようとしてもなくなるものではありません。

むしろ、その問題を生み出している背後にある構造やシステム、その現実を生み出している集合的な人々の意識が変わることによってでしか、本質的な変化は起こらないのかもしれません。

私たちの中に、光があり、力がある」
思わず目を背けたくなるような依存症の問題から始まるこの動画ですが、最後には大きな希望と勇気をプレゼントしてもらった気がしました。

自分の中にある光を、力をしっかりと味わって、それを外に出していこう。


*依存症とそのケアについては、こちらの動画もオススメです!

2017年11月8日水曜日

大事な自転車が盗まれた! その時、彼は驚くべき行動に・・~ロブ・グリーンフィールドのギフト~

ロブ・グリーンフィールドという方をご存知ですか? 全財産を売払い「地球を住処にする」ためにアメリカ中を自転車で旅したり、一ヶ月間ゴミ捨て場から出る廃棄食料品だけで生活したり、30日分のゴミを体につけて生活する活動をしたりと、体を張って環境・社会問題を世に伝えている活動家です。

そんな彼が苦楽を共にしたバイクが、11月4日の夜に盗まれてしまいました!
そこで彼はSNSを使って世界にその事を発信します。彼がそこで発した驚きのメッセージとは・・・

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ロブ・グリーンフィールドです。
巷では、ポジティブ野郎とか グッドニュース・ガイと呼ばれる僕ですが、今日はあまり良くない知らせです。
昨晩、僕の竹フレームの 自転車が盗まれました。
このバイクは僕がアメリカ中を 「良いことをする旅」をして回った時に使ったもので、「人のためになること」のためなん千マイルも旅した相棒です。それが盗まれたんです。ちょっと胸が張り裂けそう。全部で100個くらいしかない、僕の数少ない所有物のひとつ・・中でも特に大事なものなんです。

すぐに、自分と向き合うことを 強いられました。
どうしたらこの自分の不幸を、他の人の幸せにつなげられるかって。どうやったら、この悪い状況を良いものへと変えられるかって。

それこそ、僕が 実現したいことだから。

日々、何千人もの人が自転車を盗まれています。
僕の状況はまだ良い方かもしれない。いくつかの選択肢があるから。でも、自転車を盗まれた大勢の子どもの中には、経済的に買い直せない子もいるかもしれない。

なので、決めました。自転車を盗まれた子ども 10人分の 自転車をファンドレイズすることを。胸を痛めている子のために。
僕のバッドデイを、彼らのグッドデイに変えるんです。
「憎しみでは憎しみは癒せない。闇は闇を打ち消せない。」
キング牧師の言葉です。
悪い行いでは悪い行いは無くならない。良い行いだけが悪を打ち消せる。
なので、この悪い状況から 何百もの 「良いこと」を生み出したいんです。それこそ、僕のやりたいことなんです。

悪を悪で終わらせないために。
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きっと私なら、怒って犯人に「このやろ〜ッ」って訴えているでしょう。

自分の痛みをきちんと痛みとして味わった上で、そこから自分の望む世界を作り出すために行動するロブさん。そして同じ痛みを抱く子どものための寄付を募るなんて・・

11/4に立ち上げた彼の「自転車ファンドレイジング」では、$3,000 の目標金額に対して、3日間で $4,200 以上の寄付が集まっています。

さらになんと!彼がこの動画をアップした二日後には、彼のバイクを盗んだ本人が彼の元にバイクを返しに来たそうです!

バイクを届けに来た彼に対し、ロブさんは怒りをぶつけるのでもなく、警察に突き出すのでもなく、
ハグをした
そうです。

「悪で悪は無くならない」彼はその言葉通りを体現して生きているのです。
自転車を盗んだ彼にも、バイクを子どもに届けるのを手伝ってもらいたいと思っているとの事。

右の投稿で彼はこう言っています。
「この自転車盗難事件を悪い事として終わらせたりはしません。世界をより良い場所にするための力を僕はすでに持っているのですから。これこそ僕がしたい事なんです!」

*右上の画像は、Rob Greenfield さんのFacebookページより拝借しています。

2017年10月31日火曜日

充ち足りて生きる ~リン・ツイストさんが生きる豊かな世界~

今日の動画は、私がとても尊敬しているリン・ツイストさんの動画です。
彼女は『ソウル・オブ・マネー』という本を書いているのですが、この本でお金との付き合い方がガラリと変わったという人を何人も知っています。彼女の活動のエッセンスが凝縮されたこの動画は、オススメです!


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私たちは 「欠乏」と呼ばれる 状況の中に生きています
それは無自覚で 検討すら されていない 信念体系に基づくものです
3つの有害な神話があります
1つ目は 「十分には無い」
2つ目は「あればあるほど良い」
3つ目に「それはそうと決まっている」
この「それはそうと決まっている」が もっとも 有害なものです
私たちの見方を 固定してしまうからです
欠乏の神話を取り去り 「もっともっと」の 際限ない追求を 手放す時
「世界は満ち足りている」という 驚愕の真実を 発見するのです


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「欠乏の神話」の世界に生きることをやめて、「世界は満ち足りている」という現実に目を開き、それを自分の人生として生きる時に、本当に豊かな世界が広がってくると彼女は言います。そして、それは私たち一人ひとりができる選択だと。

私は何度か彼女にお目にかかったことがあるのですが、本当の意味での豊かさのようなものをとても感じさせる方でした。

私は、どんな世界に生きたいだろうか?
あなたは、どんな世界に生きることを選択しますか?

私たちは、「私とあなたが別々に存在する世界」から「私とあなたが共に存在する世界」へと移っているのです。満ち足りることを人々が知っている世界では、充実した生き方が広がり、皆が豊かさを経験します。その豊かさとは蓄えることからもたらされるのではなく、互いに分かち合うことからもたらされる豊かさなのです。





2017年10月23日月曜日

どうせ洗脳されてるなら・・・ロブ・ダイアル

今日の動画のタイトルは「あなたは洗脳されている!」
ちょっとショッキングなタイトルです。この動画に登場するロブ・ダイアルさんによると、私たちはみな洗脳されているといいます。彼の言い分は・・・


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あなたが 何を聞いて 視て 読んでも 「洗脳される」ことには かわりないんです
だったら自分にとって 本当に有益な情報で 自分を洗脳したら いいじゃないですか?
メディアが ばら撒くネタのかわりに・・

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このロブ・ダイアルという人は、どうもコーチングやセミナー講師をしているそうで、特に「人が高いモチベーションで自分の人生を生きること」にコミットしている人のようです。

動画の中ではちょっと誇張的な表現に感じる面もありますが、現代の主要メディアの報道の仕方などを見ると、過去にも増して洗脳的な要素は強くなっているのかもしれません。

ただ流れてくる情報に自分を晒すのではなく、時には意識的に情報から離れる時を持ったり、自分を高めてくれる情報を自分に注いであげることを意識するだけで、世界の有り様も違ったものになってくるかもしれません。



2017年10月15日日曜日

Prince Ea の気候問題最新動画『これが人類の運命?』

今日の動画は、本ブログ登場回数 No.1 の Prince Ea(プリンス・イーエイ)が8月の終わりに発表した「Will This Be Humanity's Fate?」です。

アメリカでの大規模なハリケーン被害や九州豪雨の被害など、地球温暖化の影響を肌で感じるような出来事を目にすると、つい地球の運命を悲観的に感じずにはいられないような気持ちになります。さて、Prince Ea はどんなメッセージを届けてくれたのでしょうか?


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200ヵ国の 2000人の科学者が こう結論づけています
我々は大惨事に直行してると

もし今 ブレーキをかけないなら 宇宙船地球号は もう間に合わなくなるって

今が 一刻を争う時
悲観的になるのには もう遅すぎる

イノベーションを起こす時  古いシステムと戦うのを止めて 新しいものを創る時

持続可能性の追求だけに 力を入れるんじゃなく
人間と自然が 共に繁栄する世界を創るんだよ

いつも そうしてきたように この厄介を 切り抜けるんだ  
一緒にね

「一緒に」こそ 僕らが求める解決策

「一緒にする」ことの力に 僕らが気づいたその時  人類はふたたび「火」を 手に入れることができる

そして 種としての 本来の才能を  明々と輝かすことができる

僕たちはついに たどり着けるんだ 

「本当につり合いの取れた世界」に

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Prince Ea へのインタビューによれば、この動画は、2015年の Dear Future Generations: Sorry や、Man vs Earth に続く「人間と気候変動の物語」の続編だそうです。

彼は、この夏カリフォルニアのスコー・バレーで開催された環境・技術・音楽を融合したアースコンシャスなイベント Creating Equilibrium のホストを務めたとのことで、今回の動画の後半にも、そこで掲げられた大切なメッセージが散りばめられています。

持続可能性の、さらにその先にある「人間と自然が、ともに繁栄する世界」。そして、そこにたどり着いたときにこそ、種としての人類の本来の使命が発揮され、「本当につり合いの取れた世界」が姿をあらわす・・・

ダニエル・クインの名著「イシュマエル」にも通じるテーマです。

この最後の一文でPrince Ea が言っている「つり合いの取れた」とは、英語では Equilibrium という言葉です。平衡、均衡、バランスの取れた状態という言葉で訳されることの多い言葉ですが、上に書いたイベントのテーマにもなっているこの言葉・・
地球規模のEquilibrium は、これからの時代のキーワードかもしれません。


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Prince Ea の動画・記事

Prince Ea の愛のチャレンジ7日間

1日目「赦し」・2日目「無差別 親切行動!?」・3日目「ラブレター」・4日目「感謝

・5日目「サプライズコール」・6日目「ノスタルジア」・7日目「祝福

・7日間 完了おめでそう!

 Prince EA 最新作「彼らが、あなたには絶対に見せたくない と思っているCM」

私は「黒」くなく、あなたは「白」じゃない ~Prince Ea が見る人種とラベル~

本当に生きるって? Prince Ea Everybody dies, but not everybody lives

「学校システムを告訴する!?」


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Youtube 動画

Kuriki Indiana チャンネル

Man vs Earth

【日本語字幕選択可】Prince Ea 「怒れるFBユーザーのみなさんへ」


日本語字幕、つけてくれてありがとう!











2017年10月12日木曜日

政府が動いた! ペットボトル・カヤックが届けた声

今日の動画は、信じて行動することの大切さを教えてくれる動画です。
9月10日投稿の「世界一汚れた川をペットボトル・カヤックで下る」で紹介した、
インドネシアのチタルム川を、手作りのペットボトルのカヤックで降った二人の兄弟。

衝撃的なビジュアルとともに発せられた彼らの訴えが、どう政府を動かしたか・・
動画をご覧ください。



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「あなた方の動画を見て、緊急対応プランを策定しました。
チタルム川のゴミ問題解決のための。
今後4ヶ月で、私たちは ロードマップ(工程表)を作成します
私たち皆が、ともに力を合わせなければなりません。
西ジャワ地方最長の河川、チタルム川を再生し
人々にとってより安心で健康な川を取り戻すために。」         ーR・スダーマン インドネシア環境森林省 廃棄物担当



大きな夢を描くなら どんなことでも 可能になる!









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この Bencheghieb 兄弟は、動画とインターネットというツールを実にうまく使っただけでなく、文字どおり体を張ってメッセージを世界に届けました。

彼らが、否定や非難ではなく目を覆いたくなるような現状を、まさにその場で伝えることが彼らの活動をパワフルなものにしているのでしょう。
クリエイティブな方法を使って世界をより良い場所にしていくことへの可能性をあらためて教えてもらった気がします。

2017年10月9日月曜日

「人生最高の仕事」~新生児集中治療室のおじいちゃん~

今日の動画は、心温まるおじいちゃんのお話です。
どんな人にも、いくつになっても、この世界をより良い場所に創り変えていく可能性がある・・そんな気持ちにさせられるほっこり動画です。


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大人の友達からは よく 病院で何してるんだ? て聞かれるよ
赤ちゃんを抱っこして 時々吐かれたり おもらしされたり 最高だよって言うと
何でそんなこと するんだい? って 聞かれる
わからんのだろうね 

こうやって抱っこすることが どれだけの喜びを 与えてくれるか

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私ごとですが、私にはもうすぐ4歳になる娘がいます。
彼女は、生まれた後、退院の前日に原因不明の発熱を出し、
一人だけ病院に残ることになったのです。

集中治療室の隣にある、GCU(継続保育室)というところで、一人家族から離れ点滴に繋がれている娘を毎日訪問し、日中と深夜に母乳を届けるという毎日を繰り返しました。
ほんの数日のことなのに、まるで永遠のように感じたことを覚えています。

娘のいたGCUの奥には、もっと重い症状の中懸命に生きようとする小さな命が何人もいたことも、今でも忘れられません。

そんな子達は、デビッドさんの活動を通して、
「この世界は安心安全な場所で、自分はこの世界に生まれてきてよかったんだな」
そんな確信を持てるのかもしれません。
それがどれだけ大きな希望と喜びをこの宇宙に育んでいることでしょうか。

本当に、私たち一人ひとりには、この世界をより良い、より美しい場所に変えるだけの力があるのですね。

2017年10月5日木曜日

敵意と分断を癒す問い 〜チャールズ・アイゼンシュタイン「もし 私があなただったら・・」〜

このブログのタイトルである
「心の中に確かにある実現可能なより美しい世界」
という言葉は、アメリカの社会変革活動家 チャールズ・アイゼンシュタインさんの言葉です。このチャールズさんの最新動画が公開されています。
この世界に満ちている敵意や分断、そして戦いをどう乗り越えていったら良いのか・・
そんな大きな問いへのヒントを与えてくれる動画です。





















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もし私が あなただったら・・ どんな感じがするだろうか?
ドナルド・トランプであるって どんな感じなんだろう?
石油会社の社長であるって どんな感じだろうか?
もし私が 人種差別主義者だったら どんな感じだろう?
あなた自身が 普段 自分が恐怖を覚えたり 悪者や人でなしと感じる 人だったとしたら・・
想像できますか?

それを考えることが 共有点を見出す 土台になるのです

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分断からつながり...
このブログでも大きなテーマです。

英語では「誰かの靴を履く」という表現をよく使います。
まさに、自分の目線でなく相手の立場に立って見ることで、自分とは違う視点を理解できるということなのですが、

そこに立ってみて初めて見える接点や和解の糸口があるのでしょうね。

「もし私が XXXだったら どんな風に感じるだろう」
様々な場面で問い直しながら過ごしてみたいと思います。


チャールズ・アイゼンシュタイン登場の動画

心の中にある実現可能な より美しい世界