一方、受け入れる側のヨーロッパ人も様々な不安にさらされていることでしょう。今日の動画はそんな分断を引き起こす壁を乗り越えるための試みです。
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難民の問題について語るとき、私たちは人間味を欠く言葉を用います。それは人間の痛みや悲劇を、単なる数字や統計的データへと減じてしまいます。しかし、その痛みを経て目の前にいるのは、私たちと同じように家族を持ち、恋人や友人を持ち、それぞれの人生の物語を生き、夢や目標を抱く生身の人間なのです。私たちがその人と向かい合って座り、目と目を合わせた時に初めてその人を名もなき難民、移民の一人として見るのではなく自分と同じように愛し、苦しみ、夢見る人間として見ることができるのです。
(動画説明文より)
(動画説明文より)
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人を人として見るのを止めて集団、イメージ、そして数字や統計的データで見ることが、
生身の人間としての関わりを阻害して壁を作ってしまう。
先日の Prince Ea の動画で「ラベル」と表現されていることにも通じます。
生身の人間としての関わりを阻害して壁を作ってしまう。
先日の Prince Ea の動画で「ラベル」と表現されていることにも通じます。
言葉が十分に通じなくても、見つめあう瞳を通して語られる「ひと」としてのその人の思い、痛み、喜び・・・
自分の周りにいる大切なひとや少しギクシャクしている関係のひととも、
4分間見つめ合う時間を持てれば、本当の相手の姿が見えるかもしれませんね。
そしてきっと、「すでに繋がっていた」ことを発見するのでしょう。