そんな彼が苦楽を共にしたバイクが、11月4日の夜に盗まれてしまいました!
そこで彼はSNSを使って世界にその事を発信します。彼がそこで発した驚きのメッセージとは・・・
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ロブ・グリーンフィールドです。
巷では、ポジティブ野郎とか グッドニュース・ガイと呼ばれる僕ですが、今日はあまり良くない知らせです。
昨晩、僕の竹フレームの 自転車が盗まれました。
このバイクは僕がアメリカ中を 「良いことをする旅」をして回った時に使ったもので、「人のためになること」のためなん千マイルも旅した相棒です。それが盗まれたんです。ちょっと胸が張り裂けそう。全部で100個くらいしかない、僕の数少ない所有物のひとつ・・中でも特に大事なものなんです。
すぐに、自分と向き合うことを 強いられました。
どうしたらこの自分の不幸を、他の人の幸せにつなげられるかって。どうやったら、この悪い状況を良いものへと変えられるかって。
それこそ、僕が 実現したいことだから。
日々、何千人もの人が自転車を盗まれています。
僕の状況はまだ良い方かもしれない。いくつかの選択肢があるから。でも、自転車を盗まれた大勢の子どもの中には、経済的に買い直せない子もいるかもしれない。
なので、決めました。自転車を盗まれた子ども 10人分の 自転車をファンドレイズすることを。胸を痛めている子のために。
僕のバッドデイを、彼らのグッドデイに変えるんです。
「憎しみでは憎しみは癒せない。闇は闇を打ち消せない。」
キング牧師の言葉です。
悪い行いでは悪い行いは無くならない。良い行いだけが悪を打ち消せる。
なので、この悪い状況から 何百もの 「良いこと」を生み出したいんです。それこそ、僕のやりたいことなんです。
悪を悪で終わらせないために。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・きっと私なら、怒って犯人に「このやろ〜ッ」って訴えているでしょう。
自分の痛みをきちんと痛みとして味わった上で、そこから自分の望む世界を作り出すために行動するロブさん。そして同じ痛みを抱く子どものための寄付を募るなんて・・
11/4に立ち上げた彼の「自転車ファンドレイジング」では、$3,000 の目標金額に対して、3日間で $4,200 以上の寄付が集まっています。
さらになんと!彼がこの動画をアップした二日後には、彼のバイクを盗んだ本人が彼の元にバイクを返しに来たそうです!
バイクを届けに来た彼に対し、ロブさんは怒りをぶつけるのでもなく、警察に突き出すのでもなく、
ハグをした
そうです。
「悪で悪は無くならない」彼はその言葉通りを体現して生きているのです。
自転車を盗んだ彼にも、バイクを子どもに届けるのを手伝ってもらいたいと思っているとの事。
右の投稿で彼はこう言っています。
「この自転車盗難事件を悪い事として終わらせたりはしません。世界をより良い場所にするための力を僕はすでに持っているのですから。これこそ僕がしたい事なんです!」
*右上の画像は、Rob Greenfield さんのFacebookページより拝借しています。
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