「彼らが、あなたには絶対に見せたくない と思っているCM」
を見ていたら、あれよあれよという間に 「愛のチャレンジ 7日間」に挑戦することになってしまったいきさつを綴りましたが、その翌日から、本当に Prince Ea からメールが送られてきました。
自分一人でやるのももったいないので、勝手にその内容を誌上公開しちゃいます。
メールの文をそのまま和訳してみました。(文字だけの、なんとも味気ないメールなのがちょっと残念でしたが、うーんと唸らせられるようなチャレンジでした!)
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チャレンジ #1: 赦し
くりきさん、こんにちは。
古い仏教の説話に、赦しについてのこんな話があります。
ある仏教の師弟の問答の場で、師は弟子にこう尋ねた。
「誰かがお前に石を投げて、それがお前に当たったとする。お前は誰に対して怒るか?」
弟子は即座に答えた。
すると師は、こう返した。
「しかし、お前を打ったのは、
その人ではなく石なのではないか?」
弟子は答えた。
「石に対しては怒りません。石には何の意図もないからです。その人が、私に石を投げたのです。」
師はこう言った。
「お前の理屈で言えば、その人に対して怒るのもおかしいのではないか?むしろ『痛み』こそが怒る相手なのではないか?その人も石と同じように、『痛み』に投げ飛ばされて、なすすべなくあなたに当たってしまったのだから。」
この説話を頭の隅に置きながら、私があなたにトライしてもらいたい最初の課題が、
「赦し」です。過去にあなたを傷つけた人たちに対する赦しです。
チャレンジすることは、彼らの行動を見逃してあげるということではなく、彼らがとった行動の背後に、どのような深い意味があったかを理解しようと試みることです。
おそらく一番重要なことは、それを理解することが、あなた自身が前に進むことを助けてくれるということです。
チャレンジ:
- 自分がもう手放したいと思う、過去に自分が怒りを抱いた状況や相手について、紙に書き出す。
- 彼らがしたことの詳細を書き出し、彼らがそのような行動をとった理由について吟味する。つまり、どんな「痛み」が、彼らをあなたに向かって放り投げたのかを考える。
- その理由について理解できるところまできたら、彼らに宛てた「赦しの手紙」を書く。
- その手紙を彼らに送る、またはその手紙を燃やす。
最初のチャレンジがうまくいきますように!最善を祈ります。
「誰かを赦さないということは、自分で毒を飲んでおきながら、相手が死ぬことを期待するに等しい」 ー詠人知らず
Prince Eaより、愛を込めて
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ついつい、相手を責めるという思考に陥りがちな日常の中で、
相手もまた何かに動かされるようにして行動していて、その背後には、おそらく自分にとっても共感できるような理由が存在しているのだなあと、手紙を書いてみて感じました。
それが燃えていく様に、何かしら自分の中にくすぶっていた思いも煙になって空に上がっていくようでした。
よかったら皆さんもチャレンジしてみてくださいね!
その人ではなく石なのではないか?」
「赦し」です。過去にあなたを傷つけた人たちに対する赦しです。
相手もまた何かに動かされるようにして行動していて、その背後には、おそらく自分にとっても共感できるような理由が存在しているのだなあと、手紙を書いてみて感じました。
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