Wildlife Conservation Film Festival (野生生物保護映画祭)のために制作されたアニメーション。
名作ミュージカル「レ・ミゼラブル」の挿入歌として有名な「夢やぶれて」にのせて、人間との共存を願う動物たちの悲痛な願いがつづられています。
最後までみると胸が締め付けられるような痛みを覚えるかもしれません。
それでも、今起こっている現実から目をそらさないでいたいと思います。
仏教学者で「アクティブ・ホープ」の著者でも知られるジョアンナ・メイシーさんはこう言っています。
「みなさん、世界の痛みを感じることを恐れないでください。まず、第一に。この世界で起こっていることに深い悲しみを感じることは、避けられることではなく、正常で、健康的でさえあります。そうでなければ、どうやってこの大きな精神的・社会的な「回れ右」をすることができるでしょう。今日の混乱から抜け出し、命をつなぎ尊重する社会を創るためには、すべてを総動員しなければできません。
そのために、痛みはとても役立ちます。どうか恐れないでください。そして、壊滅状態について読んだり見たり経験した時は、深い悲しみや恐れを感じていいのだと認めてください。私たちは強いのです。感じることを恐れていたら、それがどこからくるのかわからないでしょう。それは愛からきているのです。この世界への愛です。愛があれば乗り越えられます。」
私たちが世界で起こっている様々な出来事に心を痛めるのは、私たちの中に愛があり、より美しい世界をみているから。
そして、心の中に確かにあるその世界は実現可能・・・ そう信じて生きたいですね。
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