2018年8月26日日曜日

数値化された世界で、私たちが失ったものとは・・「測りえないもの」の喪失 by チャールズ・アイゼンシュタイン

大変間が空いての投稿となります。
ちょっと夏休みを頂いておりました。New Story 動画ファンのみなさま、お待たせいたしました。今日は本ブログでも大人気のチャールズ・アイゼンシュタインさんによる動画
「測りえないもの」の喪失 です。


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表面的には私たちはとても豊かな社会に到った。ウォールストリート・ジャーナルによれば、文明は大きな成功を収めていて、貧困に苦しむ人々は時代が進むにつれ、世界中でどんどん少なくなっていて、戦争で命を落とす人の数も減少していて、殺人も減少していて、病気で死ぬ人も減っていて、飛行機・交通事故の死者数さえも減っていて、人々はますます賢くなり、IQの平均値は50年前に比べ 30も増加していて・・ などなど

確かに、それらは素晴らしいことだ。全てが最高だ。私たちが測れるものに関して言えば・・・しかし私たちが測らないもの についてはどうだろうか?計測できないものについては?私たちが「測りえないもの」については?

「私たちみんな 何か足りないと感じてる」 僕には、そう思えてならない。それが何かは分からなくて、統計上、どれだけ経済的に豊かで特権と幸運とに恵まれているかとか、こんな数値はどれも、私たちが 不幸なはずなどないと伝えている。不足があると考えるなんて、非論理的だと。
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全てを数値化して、評価する社会。
それは一見説得力のある見方を提供してくれる一方で、
ともすると数値化できないものをも数値化し、本来測れないもの、測るべきではないものすらも、不十分な計りで評価しようしているのかもしれません。

部品や機械のような世界から、つながりの世界を取り戻そうというメッセージを発信し続けるチャールズ・アイゼンシュタイン。

私たち人類が遠い昔から大切にしてきた、数字はおろかロジカルな言語では表現できないような、美しく豊かで愛おしい世界へと、私たちの目を向けさせてくれています。


チャールズのメッセージをもっと味わい方はこちらもどうぞ!


シンクロニシティへの方程式 ~人々についての新しい物語~




心の中にある実現可能な より美しい世界






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